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1000

1000

靴職人をしている友人の堀場さんが活動を新たに「1000」という屋号で靴を作り始めた。
@semeteissennsoku
眼鏡屋になる前に出会った、僕が今のような人間になるのに一役買っている人だと思う。
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ハンドソーンウェルテッドという手縫い靴を作る職人で、僕の身近な友人の中で、初めて出会ったもの作りの職人は彼になると思う。
人柄は細かな部分にも気がつく人間で、穏やかで話も面白い。ちょっと皮肉屋なのも人間味があって良い。そうでなければこんなスタイルで靴に携わらない。
でも作るものはかなり硬派。靴作りに人柄が出ているなぁと思うのは、履く相手の細かな部分にも気がつくところ。
「こうして作った方が歩いていて疲れにくい」「面倒だし手間がかかるけど、この方が仕上がりが綺麗」みたいなことが靴の話を聞くと次々に出てくる。
社会的なウケは全く気にしていないのも個人的にはすごくグッとくる。その点は以前にも増している気がする。「こんなふうになりたいとか、こういうところに扱って欲しい、みたいなものがない」と言っているところからもそう感じる。自分の思う、良いものを作り続けたい人なんだなと思う。
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以前は外の職人さんにお願いしていた部分も今回からは自分の手でやり始めたそうで、以前よりもアップデートされているところが多い。
彼を形容するときに、多くの人が「無骨」「職人」みたいなある種の土臭さを持った言葉で形容する気がする。実際そうだと思う。僕はそれは良い表現だと思う。彼のスタイルも相まって、現行の資本主義に反するスタイルをとっているような気がするから。
ただ、そレラの良い部分を残したまま、綺麗さも出てきたような気がする。
今回初めて製作した「A」は画像で見るよりも、特有のエレガントさみたいなものがあった。後ろ姿とか、履いて上から見た時の雰囲気がそんな感じがする。
でもイタリア靴みたいな方向とも違って、関西人なので「シュッとした」と言ってしまうが、良い感じにシュッとしていた。この部分の言語化は入手した人でないと難しいかもしれない。
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帰り際「僕みたいなやり方だと、ずっとアンダーグラウンドに居ることになる」と笑いながら言っていたが、その覚悟があってそこに身を投じるのは本当に凄い。これからも、ただただ堀場さんの思う良い靴を作り続けていくんだろうなと思う。